

<2017年1~2月福島活動報告~浪江編> 雪の少ない冬。自然の宝庫。 浪江町帰還困難地区は福島第一原発から北西の阿武隈山地の山里です。 1、 川俣町は浪江町帰還困難区域に隣接していて、いつも通る町。 放射能汚染土をはがして入れた黒い袋が積まれる除染の中間貯蔵施設が増えました。昨年から居住は許可されて、少数の住民がいます。 検問~立ち入り禁止区域。浪江町津島。サバイバルする猫達が待っています。 2、写真の猫さんは3年以上ここにいて、車の音で出てきます(保護は困難)。 残る猫には給餌が必要です。 3、標高600m、4輪駆動車とスノーシューを用意して。 山では自分の息遣いが聞こえ、美しさに涙がでます。 4、猫達が暖かいようにハッポウスチロールでネコハウスを作って納屋や廃屋に置きます。 5、住めなくなっても、ふる里を手入れする人達がいます。 帰還困難地区に猫を残した人もいて、世話に通っています。 猫の風邪も多くて、獣医さんの協力で、簡単な治療をしました。 6、暮れから東京で治療した重症のチビラブを仮設住宅にお返しできました。 晴れやかな正月の瞬間でした。 でも、チップを、、死なせてしまいました。猫白血病と猫エイズの感染でした。 チップ、ごめんね、ごめんね。 お家の方が、津島に埋葬してくれました。 生命の重い年明けです。 (2017年はじめの福島活動報告が遅れました。 病気の猫のお世話に追われました。すみません。) 投稿 未来といのち Photo by Keiko Ito, .Fuku and Nekoju