原発事故では被爆を避けるために被災地への立ち入りが厳しく制限され、報道も少なく、ほとんどの人がその災害の様子を知ることができませんでした。しかし1年に何回か許可をされて一時帰宅をした住民や、被災地支援で立ち入っていた奉仕者が現地で知り合い、それぞれが目にした記録を持ち寄った記録があります。貴重な記録を多くの人に提供して今後の減災に役立てていただければと思います。
そして、長くつづく被災の現実、頑張っている方たちの様子もお伝えします。
どうぞ、皆様の幸せな未来のために私たちの記録をお役立てください。電気の供給のための原発事故でもあります。皆様でこの地の問題の解決を共に考えて応援をしてください。
記録の内容:
- 事故前の被災地の様子:歴史、文化、生活、地域社会、伝統(伝統芸能、祭事、儀式文化)但し、写真を中心に。様々な資料は電子化などで保全中。
- 事故直後の被災地域の様子:住民と奉仕者が持ち寄り保存。適時提示。
- 事故後10年から現在は、新しい生活の様子、地元に帰還して頑張る方の様子など。
- 周辺の大都市の賑わいなどもときどき紹介。そのほか適時コンテンツは追加します。
- 損傷して解体される古民家(築150年以上)から古民具や被災者の思い出の品などを保全中。
- 伝統や儀式文化では、有識者の解説や、儀式文化の再現の映像なども保全。
- 様々な助成を受けて、以上のカテゴリーで写真パネル200枚を作製して他の団体のイベントに貸し出し。小冊子などを作製して配布。