事業の目的
- 命を大切にする。
- 原発事故避難地区の事故前の歴史や文化と事故後の出来事を記録して被災した方たちの心によりそい、事実を多くの人が共有すること。
1、2を通して心ある新しい減災に役立てること。
活動の実際
- 命を大切にする
原発事故避難地域での伴侶動物の救済活動です。
立ち入り禁止区域と周辺では猫たちが必死に生きています。
避難の時にペット同伴が許可されなかった。2-3日で帰宅できると思い被災地に置いていったペットは大変が不幸な最期を迎えました。それでも時々帰宅する飼い主や動物好きが様々な方法で与えたフードや小動物を食べて生き延びた犬や猫もいます。犬は目立つ事と野生化すると危険なために行政も必死に保護をしてほとんどいなくなり、猫は少なくはなりましたが残っています。そこで、救済する対象は主に猫です。ほかの小さい動物は生きられなかったと思ってください。- 対象地区に残るペットとその子孫の保護・給食、赤外線カメラで給食場付近の監視、感染症・衛生管理。
赤外線カメラで給食場付近の監視、感染症・衛生管理。 - 猫のシェルターワーク
被災地からの保護猫、預かり猫を飼養。
第2種動物取扱業(利益を得ない施設)で、当会の専門管理士のいる東京で。 - 里親探し。避難者の犬猫飼育のご相談。地域猫啓蒙。
- 対象地区に残るペットとその子孫の保護・給食、赤外線カメラで給食場付近の監視、感染症・衛生管理。
- 記録を残し、ともに考える
原発事故の前後の地域の記録となる、写真・映像や資料を住民と共に収集。
電子化などで保全。一部はウェブやパネル展で発信。
個人的な被災体験談・震災前の郷土史と文化、伝統芸能・地域社会・自然などを被災地の住民の目線で保全。
継承された歴史が喪失した経緯を多くの人で共有して考える資料を提供する。 - 記録の閲覧・被災猫と触れ合う資料館 :設立にご協力ください。
(2021年中にはご協力方法を広報します。よろしくお願いいたします。)被災者のインタビュー記録、被災地の動画、写真がたくさんあります。
伝統芸能や自然と共存できる山仕事や農業の記録もあります。
これらに触れれば、教訓を次世代につないでいく力になるでしょう。
持続可能な社会の参考にもなるでしょう。ひさいネコカフェを作ります。
いのち達が幸せにくらす場所を資料館に併設します。
カフェで命と触れ合い、減災や環境について語り合える場にもなるでしょう。
地元の方々と交流を深められるスペースにもなるでしょう
(猫のいないスペースも予定しています)。輪はどんどん広がって、新たな雇用の機会が生まれるかもしれません。
里子に行けない被災猫たちにも幸せに過ごせる終の住まいを作ってあげられます。
福島県内の被災地にも近く人の集まりやすい場所で設立を考えています。
近日中にはご案内をしますので、ご協力のほどお願いいたします。
団体の経緯:
2011年3月より活動開始、
2015年7月「NPO法人未来といのち」設立
2018年11月「認定NPO法人未来といのち」承認
記録の事業の業績
ホームページでの「いのちの記録」
フェイスブックで「ふくしま活動報告」
国立国会図書館 ウェブ記録事業 WARP に掲載中
福島県の『県内避難者帰還者心の復興事業』の助成を受けて阿武隈山地にある避難地区(飯舘村・浪江町のいまだに立ち入りのできない地域・葛尾村・川俣町などの周辺地区)を対象としたパネル展や交流会を4回 開催
二本松市民交流センタ(2019年8月)、ふくしま市民会館(2019年11月)、コラッセふくしま(2020年3月)、他の研究者と共催で巡回パネル展に参加(仙台・埼玉)
パネル・動画展をふくしまアオウゼにて2021年2月9日から11日開催予定
同日より、ユーチューブにてパネル動画展同時公開予定
冠婚葬祭文化振興財団のご助力で:阿武隈山系の被災地の震災前の記録としてVHS300~500本をリメイク中
被災犬猫の救済の実績
2011年3月から2000頭以上の犬猫里親探し(団体前身のメンバー実績合計)
そのほかのペット(鳥など)300個体以上の救済と里親探し
被災者からの長期の猫の預かり
福島県内の無人の里に残るペット救済を10年間継続中
人の帰還地区では地域猫活動啓蒙
犬猫救済の様子・シェルター保護猫の様子をフェイスブック、ツイッター発信中