福島での活動報告(2016年5月から8月、No.2)

福島での活動報告(2016年5月から8月、No.2)
・Iさんは浪江町の避難地区に猫のクーちゃんと5年間も残りました。そして、猫仕様の家を県内の安全な場所に建てました。ご都合で私達にQooを10か月預けてくれましたが、とうとう6月に新居で再開しました! Iさんは避難地区の生き物を沢山助けてくれました。
・浪江町の山里で、5月に大ちゃん、6月に松ちゃん、7月に小夏、8月に真夏と宝を保護しました。猫達は痩せていました。大ちゃんは、東洋眼中という寄生虫が目にいて、白血病を発症してしまい10月に亡くなりました。可愛そうで辛いです。それでも清潔な部屋で美味しい物を食べて良かったと思うくらい現場は過酷でした。
・避難地区は草だらけで、野生動物が身を隠して里に近づき、狐、狸、アライグマ、猪などが増えています。猫達には危険です。病気も移ります。
まだ保護できない猫がいて心配です。給食は続けます。
微力ながら草刈をしました。
住めなくても大切な場所です。人と動物の住み分けを考えないと。
・大熊町の帰還困難地区に殺処分から逃れた牛で環境保全をする、ふるさとと心を守る友の会を時々お手伝い。牛による除草は画期的です。
・田村市都路は一部が原発から20Kmの避難地区でした。放射能汚染は軽度でした。いまは人が住んで美しい光景が広がります。
・8月に大熊町と双葉町での光景です。
人が二度と住めない場所です。中間貯蔵場所になります。