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『福島から伝える』パネル・映像展開催

2022年 福島県助成 帰還者避難心の復興事業
東日本大震災から11年。被災者が自ら震災と原発事故の経験を伝えて故郷の再生と、未来の人の役にたつために企画したパネル展です。広大な帰還困難区域ができた阿武隈高地は大自然や文化の宝庫で、すでにSDGsが当たり前の生活でした。被災者はその素晴らしい故郷を思う心を皆様に伝えます。被災地それぞれの地区で震災前後の様子を写真を持ちより写真パネルにしました。生きがいが日常にあり、子供がのびのびと遊べるところ。ふるさとの再生を願う人達の発信を見て個人の目からの震災を体験してください。
今年で4年目ですが、多くの人の希望で今年は巡回します。コロナ感染症対策は十分にとってはいますが、被災者の解説は福島県内に限ります。展示会場へ来られない方のため、2月中旬よりYou Tube 動画パネル展も開催します。アドレスは2月に掲載します。


文化保全事業(福島県助成)2021.No1


<Fukushima文化保全事業 助成のおしらせ>

福島県 より、県内避難者帰還者心の復興事業の助成をうけています。
2019年6月より毎年350万円ずつを預かり、下記の事業を行っています。

〇福島県阿武隈山地の原発事故による避難地域には、浪江町小丸、大堀、室原、津島地区、葛尾村の一部、飯舘村長泥地区がいまだ帰還困難区域に指定されています。また、隣接する葛尾村の大半や川俣町山木屋地区は帰還して復興に取り組み始めたばかりです。
各地区で、故郷への想いと願いがあります。 
住民中心に、失われつつある故郷の歴史・文化、伝統芸能、循環型の生活などの記録を、住民同志で連絡しあい収集して電子化により保全し、一部ではありますがパネル展や動画、webにより紹介をしています。事業をとおして避難者同志、近隣住民や、世代をこえた広域的な交流も生まれています。
本年度は、多くの方からご要望のあった、福島県以外の地区でもパネル展などを予定しています。コロナ禍にて諸事情もあり、予定は順次ご紹介します。

〇現時点での予定:2022年2月中旬から3月初め
福島県:コラッセふくしま
東京都:大田区産業プラザPiO、早稲田大学奉仕園
そのほか検討中の場所もありますが、決まり次第お知らせします。

〇伝統芸能についてはNPO民族芸能を継承する福島の会
飯舘村長泥地区については、帰還困難区域写真パネル巡回展ネットワーク
 より多大なご協力をいただいております。

〇コロナ禍で飲食を伴う交流会は中止して事業を通しての交流を目指しています。

福島県県内避難者帰還者心の復興事業( 3年連続 )

いまだ帰還困難区域に指定され、また帰還しても元のコミュニティを失い復興に取り組み始めた地域があります。それらの地区の住民が中心となり、失われつつある故郷の歴史・文化、伝統芸能、還元型の生活などの記録を、住民同志で連絡しあい収集して地域社会の記録を保全しています。
またそれ等の記録を、パネル展やwebにより紹介して、故郷への想いを多くの方に知っていただき、また事実を減災や復興に役立ててほしいと取り組んでいます。
事業をとおして避難者同志、近隣住民や、世代をこえた広域的な交流も生まれています。
2019年度~2021年度の3年間、各年度350万円ずつ の助成を福島県事業としてお預かりしました。

〇2019年度は3回のパネル展と交流会を福島県内で開催。阿武隈山系の飯舘村、浪江町、川俣町、葛尾村の帰還困難区域の記録保全と近隣の方達との交流、帰還した区域の魅力についてのご紹介にも役立ちました(二本松市民交流センタ、福島市民会館、ふくしまコラッセ)。

〇2020年度はコロナ禍にて福島県内で1回のパネル展と協力団体企画の巡回パネル展に参加(大宮、仙台)。
福島AOZでのB1パネル100枚を展示したパネル展は、飯舘村、浪江町、川俣町、葛尾村の避難地区の特徴と現状が判りやすく、多くの方から高いご評価をいただき、参加した住民の心の支えとなっています。

〇2021年度は、失われそうな故郷の記録をより多く保全して新たなパネルも製作し、多くの方からご要望のあった、福島県以外の地区でも巡回パネル展を予定しています。
コロナ禍で更に継承のしにくくなっている伝統芸能も、微力ながらその継承に少しでも役立ち、魅力を多くの方に知って頂ければと、コロナ感染防止対策は万全を期しますが、可能な会場では同時に披露をしたいと検討中です。
取り組みが、いずれは帰還していく地区の復興に繋がる事を希望して誠実に取り組みます。
パネル展などは会場や日時の決定後にご案内します。

(一財)冠婚葬祭文化振興財団よりの助成報告(2年連続)

〇2020年度:
福島県原子力事故による帰還困難地区の住民による事故前の地域社会の映像の保全
おかげさまで、避難中にカビなどで復元が困難なほどに損傷していたVHS約420本のリメイクとDVDその他の媒体への保全ができました。
       <156万円のご助成を頂きました>
〇2021年度:
福島第一原子力発電所事故による帰還困難地区の
事故前の地域社会の様子と儀式文化の記録の保全
<165万円(前回の残額約15万円)のご助成を頂きました>
本年度は特に、儀式文化( 葬儀や結婚式 、建前 など )や
伝統芸能が 400年以上も日常の生活の中でコミュニティ全体の協力で伝えられてきた様子や、震災直前まで行われていた地域で協力して行う葬儀、土葬の様子、
自然のある中で人々が生き生きと生活していた様子等を記録した損傷したVHSの再生と失われた儀式文化(結婚式や葬儀を中心とした)の静止画のデータ化と保全も行います。

結果は、撮影者と映る人物の許可のもとに、公益性の高いものについてwebにてもご紹介させていただく予定です。

**冠婚葬祭文化振興財団 より、 この地に残るこれらの記録が 大変貴重であり、特に伝統芸能と儀式文化の保全の大切さを 冠婚葬祭文化振興財団のご専門家の先生方からもご教示教頂きました。
また、映像提供者及び地域の方々は、リメイクされた映像を見て、改めて自分たちの文化の素晴らしさを再確認されています。
当法人はサポートの立場ですが、やりがいのある事業に関わらせていただき喜ばしく感じております。

3.11 宮城から福島

下書きです
2011年3月11日から8年。これからもずっと忘れないために。
津波の跡から原発事故の避難地区。そして今までの8年間。
ごく一部の画像です。
(写真は地元のかたとメンバーの提供です)。

南三陸町で、、 MInamisanriku Town

南相馬市原町第二中学校避難所の皆さまは未曾有の被害に遭われたにもかかわらず笑顔で迎えてくれました。