『未来の子どもたちのためにも希望を持ち続けなければ』 撮影・メッセージ 馬場靖子 (元津島小学校教諭) 
小さな命からのメッセージも伝えます

「未来といのち」は、活動を始めてから10年を迎えます。
2011年3月11日の東日本大震災の福島第一原発事故の被災地で「避難している人たちの役に立ちたい、家族であるペットも惨状から救いたい」、そんな思いで集まり、被災者と奉仕者が一緒に活動をしてきました。そして活動を続けるうちに、被災した方達は故郷が素晴らしい所なのに、どうして自分たちが先祖からの土地を離れたのかを多くの人に伝えたい、自分たちの経験を減災に役立ててほしいと望まれている事を知りました。そこで、当法人は次の2つの事業を行っていくこととなりました。

① 被災地の震災前の様子から今までの記録を残す事業
② 被災ペットの救済をする事業

そして、多くの人たちの協力で2018年11月に認定NPO法人に承認されました。
みなさまのご支援をえて、いつかこの地が、たとえ形は変わっても、大自然と共存した人との繋がりや伝統ある歴史を取り戻せるようにと望みながら歩んでいきます。

原子力発電所の事故でいくつかの放射能の汚染地域ができました。放射線の健康被害の可能性があり、国により立ち入り禁止の地域が決められ道路は遮断されてゲートができています。 一時的に帰宅する住民、研究者や作業員は許可をもらい警備員の監視の下でゲートを通り一定の時間だけ立ち入ることができます。ですから、そこでの様子はあまり報道もされないし、人から人へ伝わることも稀です。現地で活動をしていた私たちはたまたま撮った写真や体験した話などを持ち寄って保存をしてきました。
これらの記録を未来の心ある減災に生かしてほしいと願って提供します。

私たちは、今何が起きているかも伝えていきます。忘れ去られようとする過去の記録を未来に繋ぎます。
原発事故の現場には、たくさんの教訓があります。
多くの人たちの協力で2018年に国から認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)として承認されて、ご寄付などを頂いた方には税制上の優遇措置が受けられる上、所得税や地方税の減免がうけられます。このことで大きな信頼を得ています。いろいろな形で皆様に活動にご参加いただければ幸いです。

We must never lose hope, for the sake of our future children.