福島から伝える 福島活動報告2019.8

<伝えることで減災を NO.1>
東北大震災原発事故後に失われた故郷を紹介するパネル展を行いました。
多くの方達のご参加で支えられました。

帰還困難地区に指定された300年以上続く地域社会の存在と素晴らしさを伝えその心の存続に繋げることが目的です。
またふるさとから避難した方達にひと時、想い出に触れていただくことでした。

対象地区の飯館村長泥、浪江町津島地区は阿武隈高地にあり隣接しています。
大自然の中でそれぞれ魅力的なコミュニティが2011年の避難直前まで継承されていました。過去から震災数年前までの地区の様子、伝統芸能を中心に、また飯館村長泥地区は現在の再生事業の様子も一部紹介されました。

交流会では避難先の方達や東京や宮城の方達と世代も超えて交流ができました。
パネル製作には地元の方達が命がけで守ってきた大切な写真や資料のご提供を頂き、展覧会や交流会の準備には福島の方達の応援、宮城県塩釜市場には大変お世話になりました。遠く関東からも音楽の演奏、BBQサポートにおおくのボランティアのご参加も頂きました。

パネルの詳しい内容は別の機会を作って紹介いたします。
このような取り組みを続けますのでどうぞよろしくお願いいたします。

☆福島県県内避難者心の復興事業の助成をうけています。
☆帰還困難地区:放射能汚染で現在も家に帰れず元の生活を取り戻すことは困難な地区。