いのち・福島第一原発の事故で(No3)

事故原発から北西方向に高濃度の放射線が風で流れました。 浪江町、飯館村の山の中。

米国により発表された汚染地図で赤い部分です。情報がなく、津波と原発事故から逃げた人はこの山の町や村に避難しました。

住民も何日も高濃度の放射能の中で暮らしました。花の咲く庭、家畜、犬や猫もたくさんいる自然の中の美しい里でした。無人になり荒れてしまった家や畑の写真と、美しかった時の写真です。元にはもどりません。ここでも多くのの動物が死にました。残った犬や猫はいまも食べ物を求めてサバイバルをしています。

野生動物や自然は今後どうなるのでしょうか。美しい山里は目に見えない放射能があります。